アカデミック・キャリアパスで研究者が切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
ワシントンポストでとりあげられていたサルの表情ばかりの写真集『Monkey Portraits』

サル


ハリウッドスターなどのポートレートで知られるJill Greenbergの新作です。

ジル



Jill Greenberg
の仕事の様子がYoutubeにあがっていましたが、クマにまで表情を作らせます。



被写体の豊かな表情をとらえることが彼女の強み「strength」で、それをサルやクマにまで応用したのが彼女のStrength-based approachととらえられるのではないでしょうか。


テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

テーマ:ギャラリー・工房・アトリエ - ジャンル:学問・文化・芸術

「広い意味でクリエイティビティーの発揮を主とした職務とする仕事が今後伸びる」前回のエントリーで書きましたが、どうすればクリエイティビティーを磨けるのかを、あまりシリアスにならずに現代アート&デザインの中にそのヒントをさがしてみたいと思います。

”創造”とは”想像”から始まる:
ひとはまず”欲求”ものを”想像”し、
次に”想像”するものを”意図”し、
ついに”意図”するものを”創造”する
Imagination is the beginning of creation:
you imagine what you desire,
you will what you imagine,
and at least you create what you will.
George Bernard Shaw



ニューヨークの現代美術館MoMA(The Museum of Modern Art)のキュレーター Paola AntonelliがTed Talkで紹介していたSuited for SubversionはデザイナーRalph BorlandがMoMAでの”SAFE - Design takes on Risk”というテーマでの展示作品のひとつす。Suited for Subversionは巨大な心臓の形をした護身用スーツ(ジャケット)で、内蔵スピーカーが着る者の心臓の音を増幅して流します。これは視覚と聴覚をとおして、警官隊にデモしている人々が生身の生きた人間であることを思いださせるアンチ暴力のメッセージと物理的な防御とを融合させた風刺と洒落の効いた創造的なデザインです。(スマートで洗練されたデザインではありませんが、創造的 & remarkable [=人に話したくなる、話す価値がある]だと思います)

heart


現代アートにおけるデザインというのは機能性(functionality)と言霊(message)の融合であるので、そのなかに科学者/職業人がクリエイティビティーを磨くためのヒントが多く隠されているように感じています。


Paola Antonelli treats design as art



テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

ボストンから2時間ほど車で南下したところウッドホールにWood Hole Oceanographic Institution (WHOI)があります。WHOIの海洋学者Dave Gallo博士の約5分のテッド・トーク. 美しくバイオ・ルミネッセンスを放つクールな深海生物で、週末のひとときを.



埋め込んだムービーが作動しないときはこちらへ

余談ですが、トークのあとのBMWの30秒間のコマーシャルもクールです。


テーマ:アートイベント - ジャンル:学問・文化・芸術

午前4時(4 a.m.)は深夜と早朝の重なった微妙でミステリアスな時間帯です。4 a.m.はアメリカ文化のさまざまな局面で特別な意味を込めて使われているようです。詩人(Performance poet) のRivesがポール・サイモン、ザ・シンプソンズ、クリントン元大統領、ルーズベルト (FDR)大統領など一見無関係な人物のなかに隠された4 a.m.をつないだ9分間の美しいストーリー・テリングを披露しています。週末の芸術鑑賞にどうぞ。




テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

Theo Jansenはオランダの芸術家であり、Strandbeest (Sand Beast, 砂丘動物)と呼ぶプラスティックチューブの骨格でできた風を受けて”自立的に砂浜を歩く”キネティック・アートを16年以上造り続けています。有機体である昆虫のようにもまた無機質なロボットのようにも見えるStrandbeestは、非常に強烈な印象を見る物に与えます。そして、JansenがBMWのCMで語った芸術と工学の融合を示唆する次のセリフが印象的です。

アートとエンジニアリングを隔てているのは人の心の中にある壁だけだ
(The walls between art and engineering exist only in our minds)




TEDのスポンサーはBMWなので、彼のトークを心待ちにしていたのですが、昨日のついに待望のトークがアップロードされたので、早速紹介します。このトークでTheo Jansenは、Strandbeestが形態・機能とも進化を遂げて、より自立性を高めてきた16年の過程を貴重な映像とともに語っています。彼のメッセージ ”The walls between art and engineering exist only in our minds” が少しわかる10分間です。




PS#1: Theo Jansenについて日本語で詳しく;和蘭生活事始「砂浜動物 テオ・ヤンセン / 風で歩く“生命体”を創る

PS#2: Theo JansenのStrandbeestがボストンから車で3時間あまりのMassachusets Museum of Contemporary Artで展示されていることを知りました。ぜひ行ってみたいと思います。


テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

マサテューセッツ州のケープコッドでWhale watcing (鯨) や Seal watching (アザラシ) のツアーで感動して以来、野生の動物を見るツアーは各地で機会があるごとに参加している。仕事のことを忘れて頭をかっらぽにするには映画やスポーツでは不十分で、やはり大自然の迫力を借りる必要がある。また私の場合は(ある意味)大自然や野生動物に興味があるというライフスタイルを演じているだけかもしれないが、5~10年も演じ続ければいくらかは人間力の肥やしになると信じている。ツアー以外にも、National Geographic Channel、Discovery Channel 、Novaなどの大まじめなドキュメンタリー番組を継続して見るようにしている。

3/19のエントリーで National Geographic Channelのガラパゴスを紹介したが、本日はDiscovery Channel: Planet Earth の約1分のプレビューを紹介する。全編美しい自然と野生の生物の映像であるが、獲物を捕獲して海面より飛び上がるサメは圧巻である。(高解像度のプレビューはこちらより



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National Geographic Channel でガラパゴス諸島の自然と生物のドキュメンタリーが放映される。
約2分のプレビュー・ムービーだけでも、癒しのひとときが楽しめる。

数分の寄り道する時間がある方は、ぜひどうぞ。

http://channel.nationalgeographic.com/channel/galapagos/index.html

National Geographic

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筒井康隆原作・今敏監督作品「パプリカ」がアメリカでは5月より公開になる。日本ではすでに公開されているらしいが、日本版とアメリカ版の映画予告編のトーンの違いは興味深い。

まず、 日本版は「本格サイコ・サスペンス」としてのスリリングなトーンに仕上がっている。



日本版の別のバージョンも同様にスリリングなトーンである。
http://www.youtube.com/watch?v=ORkaY-deORs

これに反して、アメリカ版は一転してファンタジー調である。



引用されているニューヨーク・タイムズのコメント:

“Evidence that Japanese animators are reaching for the moon, while most of their American counterparts remain stuck the kiddie sandbox.”

からわかるように、アニメーターの技術の高さを全面に出している。

アニメーション技術は間違いなく日本のStrength である。

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務. その後, Harvard 大学医学部への研究留学を期に, 非常に迷った末に医局を離れBoston で独立することに挑戦し, 現在ラボ運営に奮闘する.「実験医学」 に”プロフェッショナル根性論”を執筆中.

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