ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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このパワーポイントスライドを見てどう感じただろうか。

1.非常に良くまとまっている。
2.わかりやすい。
3.もうすこし情報を少なくした方がよい。
4.上記のどれでもない。


PPT.jpg




元ヤフーのマーケッティングディレクターSeth Godinのブログで、このスライドは


Worst powerpoint slide ever used by a CEO



として、取り上げられている。

なんと私はこのスライドは少し'Busy'だが、'Worst'とは感じなかった。シグナル伝達のトークではこの程度のスライドはよくお目にかかる。1-3と答えたひとは私と同じ研究者タイプ、Sethと同様に'Worst'と感じた人はビジネスパーソンタイプではなかろうか。

「不必要な詳細を抑制し、ただ一つのメッセージ(印象)を非専門家にクリアに伝えなければならない」というプレッシャーがBusiness presentationではScientific presentationに比べて遙かに強い。Scientific presentationではAudienceが専門家の集団であることが多く、また細部に本質が宿ると信じられている場合が多い。(私も細部にこだわるのが大好きだし、自分が大好きな細部を人に伝えたいオタクである。)

しかし、”専門バカ”の罠にはまらず、自分の仕事を大きなコンテクストに置くためには、サイエンスコミュニケーションのエントリーで書いたように「Technical detailsを抑え、ストーリーを語る」技術をBusiness presentationから学ぶ必要がある。

PS: 今週から2週間でイタリアと阿蘇を回ります。イタリアでは脳科学・神経保護の学会Brescia Anesthesia Intensive Care Neuroscienceで「敗血症」について講演し、阿蘇Aso International Meetingでは「細胞接着」について話します。

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テーマ:教育 - ジャンル:学校・教育

私立大3年生です。私は2と思いました。しかし、先生が仰られているように、たとえ学士としても、学術研究に携わる者であれば1か3と答えるべきなのかもしれません。
【2008/04/01 Tue】 URL // 米津 #- [ 編集 ]

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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