ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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研究者は、ジョブハンティング、プロモーション、グラントなど仕事のほぼすべての局面において、過去の業績(どんな仕事を、どのレベルのジャーナルに発表したか)で評価される。昨日のエントリーで書いたように「過去のパフォーマンス(業績)が近未来のパフォーマンスを予測する最も信頼性の高いファクターであると思われる。」多くの研究者がたくさんの論文を少しでもインパクトファクターの高いジャーナルに発表し、CVを良くするすることが良いポジションを得るための必要条件であると認識している。Biomedical Science/Experimental Biologyの分野でのこの現状に反して、はるかに進歩の早いIT分野のエッジはまったく新しいルールで動き始めている。

梅田望夫の「My Life Between Silicon Valley and Japan

インターネットによってすべての人に学ぶ可能性がひらかれ、ブログが名刺になり、ネットでの評判がパワーとなる。過去に何をなしたかではなく、いま何ができるかだけが勝負の「新しい世界」の到来........(青字:引用)

IT業界でのこの新しいルールはそれほど遅れずにBiomedical Science/Experimental Biologyの分野でも適応されるだろう。もう米国では始まっていると考えたほうが安全かもしれない。「過去にどんな論文を発表したかではなく、今何ができるのか」という問いに即座にそして明快に答えられないと生き残れないだろう。私は今日梅田氏のこのメッセージを読むことができたことを非常に幸運であったと思っている。 真実に目を背ずに今日からMind-setを根本的に変え、上の問いに答えられるように準備を始めなくてはならない。


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論文の共有サイトをプライベートベータ版として公開し、テスト運用している。 この活動に対して、「しかし何故、今、論文共有サイトなのか。」と問われることが多々ある。 電子ジャーナルが普及し、研究者個人のブログによるオープン・アーカイブ化も進行している。つい最近
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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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