ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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「めざせネイチャー、ハーバード大学、研究留学」より

(米国でのCompetitiveな研究室に研究員/ポスドクとして採用されるためには)
日本で行った研究が、一流の雑誌、すなわち、インパクトファクターの高い雑誌に論文として掲載されていれば、評価が高い。例えば、日本の博士課程で行った研究が、ネイチャーに掲載されていれば、多くのラボで受け入れOKの返事が貰えるだろう。

その理由としては、もちろん、そういった一流の論文を書いた経験がある研究者は、新しいラボでも、一流の研究を達成できる可能性が高いと思われるからである。また、一流の論文を書いた研究者であれば、研究費や奨学金を獲得しやすいので、経済的な面でもラボの戦力となることが期待される。
(青字:引用)

採用後に高いパフォーマンスを発揮する研究者(学生、ポスドク、ファカルティー)を事前に同定するのは非常に難しい。これはどの業界でも同じであり、優秀な人材(将来的に高いパフォーマンスを発揮する人材)をリクルートすることはすべてのorganizationにとってcriticalな問題であるが、そのような人材を同定することは容易ではない。最終的には面接官の経験に裏打ちされた「人を見る目」に勝るものはないと思われるが、tangibleなものの中では、過去のパフォーマンス(業績)が近未来のパフォーマンスを予測する最も信頼性の高いファクターであると思われる。しかしながら、その相関係数は私見ではそれほど高くない。r=0.3ぐらいであろうか.....

したがって、tangibleなものだけで判断することはできず、「めざせネイチャー、ハーバード大学、研究留学」さんの書かれているように「食事やお茶をしながら...(の) 雑談 (でにじみ出る)..人柄が非常に重要なポイントとなる。」(青字:引用)インタビュー当日は、雑談といえども仕事・サイエンスに関連したこを話すことがほとんどであり、その受け答えのなかで候補者の「サイエンスに対する熱意」「問題解決能力(的を射た質問をする力)」「知識の深さ(特に自分の専門領域外)」などを評価するヒントがある。


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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

揚げ足取りみたいですみません。。
>」「問題解決能力(的を得た質問をする力)」

的は射るものですよ。
P.S. 今日初めてこのブログを拝見させていただきました。とても興味をそそる、勉強になる、刺激の多い内容ですね。
久しぶりに面白いブログに出会えました。
【2007/05/11 Fri】 URL // youthK #- [ 編集 ]
的を射る
youthK さん、
誤字のご指摘励ましの言葉ありがとうございます。
Motomu
【2007/05/11 Fri】 URL // Motmu #- [ 編集 ]

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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