ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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3月25日のエントリー「スーパーポスドク」で研究者の創造性のピークが30歳台半ばのキャリアのかなり早い時期にくるという意見を紹介した。

40歳台の著者はこの意見を認めたくないので、反証するデータを見つけ出した。3月22日ウォールストリートジャーナルに掲載されたDavid Wessel氏のコラムによると投資などのFinancial Decision-makingの能力は50歳台にピークが来るという。 Financial Decision-makingの結果の正しさと年齢の関係を調べた複数の研究結果を平均したところ53.4歳に能力のピークがあるとしている。

They (the economists) found that middle-aged adults tend to borrow at lower interest rates and pay fewer fees than younger and older adults. The age at which consumers are least likely to make financial mistakes: a few months past their 53rd birthday, despite all the pressures that accompany middle age. The economists call it "the age of reason."
(青字:上記コラムからの引用)


同コラムによるとエコノミストの迅速に状況を把握・認識する能力は20歳台から徐々に衰退していくが、経験から来る判断力は年齢と共に上昇し、この2つの能力の総和が50歳台でピークになるのではないかと考えられている。

研究者として独立した時にはもう創造性のピークを越えているというのでは楽しくない。研究者も瞬発力よりも経験から来る判断力が大きく影響する職種であると思う。研究者50歳台ピーク説のほうが、30歳台ピーク説よりもっともらしいのではないか(そう願う)。

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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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