楽天社長の三木谷浩史氏の書いた「
たかが英語! Englishnization」。
Freakonomicsファンの私としては、興味は
Unintended Consequences。
楽天のグローバル戦略目的として始められた英語社内公用語化「Englishnization」ですが、ポジティブなUnintended Consequencesは:
①「有名」ハーバードビジネススクールで「RakutenのEnglishnization」が非英語圏の企業がグローバル化する一例として、ケース・スタディーに使われた。そのケースは2011年のハーバードビジネススクールで最もよく勉強された課題となった。2011年以降のハーバードビジネススクールの卒業生の大半は楽天をよく知ることとなる。
②「社内求心力の上昇」全員参加で一丸となって取り組む課題があるで、社内で正のモーメンタムができる。
③「社内評価の相対化」英語力は楽天に入社できるレベルの人なら皆勉強すれば努力に応じて上がる。これに反して、仕事の成果は運や上司との人間関係に左右され、いくら努力してもマイナスとなることされある。自分である程度コントロールできる第2の評価軸を導入することは、社内の「閉塞感」を緩和する。
しかし、これらがUnintended Consequencesではなく、三木谷氏の想定通りなのかもしれない。
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