ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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マルコム・グラッドウェルのアウトライアーズ(OUTLIERS)では、日本(や中国)が米国よりも数学/算数ができる理由のひとつをその言語体系の違いに求めています。

たとえば数の数え方(The number system)を例にとると、日本語では「1”いち”」と「10”じゅう”」を知っていれば、その組み合わせとして「11」を”じゅういち”と呼ぶことの法則を理解するのはそれほど難しくないはずです。しかし英語では「1”One”」と「10”Ten”」を知っていても、「11」を”Ten-One”とは呼ばずに、”eleven”と呼び、そこには簡単に理解できる法則はありません。同様のことが13(Ten-ThreeではなくThirteen)や40(Four-TenではなくForty)など多くの数字にはてはまり、英語での数の数え方の法則がより複雑でかつ不規則であることがわかります。この不規則性が米国の小学生の算数の学力の伸びを難しくしているというのがグラッドウェルの仮説。

Rice Paddies and Math Tests by Malcolm Gladwell:

The number system in English is highly irregular. Not so in China, Japan and Korea. They have a logical counting system. Eleven is ten one. Twelve is ten two. Twenty-four is two ten four, and so on.



ところで「国家生き残り戦略としての日本語リストラ」で、国家の経済戦略としての日本語の「Re-structuring」が提案されていますが、Re-structuringのコストの大きさと、その効果の不確実性を考慮すれば、むしろ「Marketing」で日本語のあまり気づかれていない上記のような”相対的な機能性の良さ”を”売る”戦略もあるのではないでしょうか。


参考エントリー:読みたい本:マルコム グラッドウェルの Outliers: The Story of Success



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Shimaokaさま、こんにちは。ご無沙汰しておりました。
今年も早いもので、残りv-221ヶ月となってしまいましたね...
そういえば、カレンダーも1(いち)月、2(に)月、3(さん)月と数字読みですから、
簡単に計算ができますねv-273 季節がら、お身体御自愛くださいませ。
【2009/11/03 Tue】 URL // cafe owner #yw4sqTbg [ 編集 ]
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【2009/11/05 Thu】 // # [ 編集 ]
イギリスが数学や物理の天才を多数生み出してきた歴史あり。
【2009/12/30 Wed】 URL // #- [ 編集 ]

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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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