ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
5号館のつぶやきstochinaiさんが「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論」についてのエントリーを書いて下さいました。「5号館のつぶやき」は私の推薦する理系の自己啓発のための10ブログの一つで、stochinaiさんは政治・経済・研究と幅広いトピックについて毎日発信していらっしゃるタフなブロガーです。また、「進化から見た病気 (ブルーバックス) 」をはじめ複数の本を出版され、「世界一受けたい授業」にも出演されてた経験をおもちのハイプロファイルな研究者です。そのstochinaiさんから、本書が:

”研究者として生き残り成功するためのノウハウのエッセンスを凝縮した”


本であるというお褒めの言葉を頂き光栄です。

stochinaiさんがおっしゃるように、

自分の回りにいる研究者を見渡してみても、その多くが本人すらどうして自分がこの業界で生き残ってこられたのかがわからないという状況の下、多くの若い研究者やその卵が自分の将来に対する自信を無くし、この業界に進むことすらあきらめてしまうという不幸も数多く見聞きします......


ベテランの研究者でさえ”自分がどうしてやってこれたのかわからない”ことがあると思います。

もしこの状態がつのってImpostor Syndrome(インポスターシンドローム:自分の成功や業績を自らの実力であると信じる事ができない状態。今までの成功はただ単に運がよかっただけだと思い込み、いつまでも自分に自信がもてない状態)のような心理状態になったときには、自分の歩んできたキャリアを振り返ってみて、あとづけで理論やストーリーを与えてあげるために自己啓発系のビジネス書を読むのもよいではないでしょうか。

また「仕事術を学ぶことで、創造性を発揮することができるのか」を問うた最終章に関しても:

最後に書かれている「創造性」についての章が、多くの研究者が悩むところの「自分には天才のひらめきがないのではないか」という点に関して、創造などというものは科学の発展の中で必然的に到達する新たな地平にすぎず、きちんとした研究者なら誰だって手にすることのできるものなのだという、力強い励ましで締めくくられるのも、さわやかな読後感の理由のひとつかもしれません。


と”さわやかな読後感”をもっていただけたようでなによりです。

stochinaiさん書評ありがとうございました。



スポンサーサイト

テーマ:創造と表現 - ジャンル:学問・文化・芸術

こちらこそ恐縮です。
 羊土社Yさんからも、丁寧なお礼のメールをいただきました。書評を頼まれてつらい本だと困るのですが、こういう「自分でも買いたくなる本」の感想ならいくらでも楽しく書けます。ご活躍をお祈りします。
【2009/09/02 Wed】 URL // stochinai #DNNdUdkk [ 編集 ]

管理者にだけ表示を許可する
http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/tb.php/342-2e6026dc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME // 
Powered By FC2ブログ. copyright © 2005 ハーバード大学医学部留学・独立日記 第二部 三重大学医学部編 all rights reserved.
プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。