ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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科学者は一般のひと向けて科学を”平易な言葉で”、”簡単に”、”短く”しかし”本質をとらえた”説明を要求されることがあります。ハーバードの心理学教授のスティーブン ピンカーはColbert Reportというバラエティートークショーで「あなたの専門は脳の機能らしいけど、難しそうなトピックだよね。ぼくにもわかるように、脳がどのうようにはたらくかを5語以下で説明してくれないか」というショーホストのコルバートの質問に次のように答えました。


Brain cells fire in patterns.


これはなかな素晴らしい出来であると思います。しかし、さすがにこれだけでは全員にはわからないので「そのパターンがひとの行動とかを決めているんだよね」とコルバートがナイスなフォローをすると

A pattern corresponds to a thought.


と続けます。

10語あれば完全に概念が伝えられますが、最初の5語は本質をとらえつつ「パターンって何だろう」という重要な好奇心をトリガーするうまい作りになっていると思います。




関連エントリー:スティーブン・ピンカーが語る「バイオレンスという神話」



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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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