
青(オバマ)と赤(マケイン)の二色に塗り分けられた合衆国の地図を見て、赤(マケイン)が若干優勢?とか、3倍面積の大きいモンタナがニューヨークより大統領選に影響力あるかも?と
あやまった印象を持つ場合があるかもしれません。

しかし、それぞれの州の大きさを人口で補正すると青(オバマ)優勢や、ニューヨーク>モンタナであることが容易に理解できます (注:追記1)。このように、州や国の領土/領域を様々なパラメーターで補正し描き直したものをカートグラムまたはカルトグラム(
Cartogram)と呼びます。参考:Michael T. Gastner and M. E. J. Newman (2004) Diffusion-based method for producing density equalizing maps Proc. Natl. Acad. Sci. USA 101, 7499-7504.
例えばここに、よく見る普通の世界地図があります。日本でよく見る世界地図のレイアウトと違って、ここでは、日本は東の端にある小さな島国として描かれていますが.....
科学研究で見たカートグラムでは、日本は東の大国となります。

さらに
科学研究の伸びで見たカートグラムでは、日本、韓国、中国の存在が大きくなります。

このほか収入、教育、職業、医療などの観点からの600以上のカートグラムを
worldmapper.orgで見ることができます。
(注)追記1:Seitaさんが、コメントで指摘されていますように、”
州単位のカートグラムを見ても誤った印象を得てしまう場合があります。” コメント欄のリンクより”
郡単位のカートグラム”をご覧ください。
参考1:
米国の報道が非常に偏っている件(報道に関するカートグラム)
参考2:
The Atlas of the Real World by Daniel Dorling, Mark Newman, Anna Barford