ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
セス(Seth Gordin)のブログより:

批判するのはあまりにも容易いが、シニカルなだけでは物事は好転しない。
It's too easy to criticize hope And in the end, cynicism is a lousy strategy.



人の発言を、提案を、アイデアを、作品を批判するのは実は難しいことではありません。しかし、ただひたすら批判するだけでは相手はつぶれてしまいます。相手がつぶれても短期的には自分に被害はないでしょうが、長期的には廻り廻って自分にそのネガティビティーがぶりかかってくると私は考えています。ではポジティブになればよいのでしょうか。

私はポジティブよりもう半歩進んで、少しだけクリエイティブに”批判の後には、オルタナティブ(代わりの提案)を忘れずに”を心がけています。これは決して義務ではないですが、オルタナティブのない批判(=cynicism)は戦略的には良いとは言えません。

オルタナティブがないのなら批判も控える。批判したければ(時として批判すること自体が何となく楽しいのは認めますが)必死で相手のために(そして自分のために)オルタナティブを考えましょう。


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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

とてもいいお言葉をいただきました。批判と提案はセットでなければならない。これは本当にいい教えです。現在のメディアや政治家の方々にもいい教えになることは間違いないでしょう。 質問したいのですが、これからの日本はどうあればいいのでしょうか。すごく抽象的な質問なのですが、私はすごくこれを知りたいのです。
【2008/07/10 Thu】 URL // 名無し #90z8K1ik [ 編集 ]
これからの日本はどうあればいいのでしょうか
私はこの質問に答えるべき立場にいませんが、名無しさんが、自分の問いを見つめ直し、自分が何を問いたいのか、もっと別の言葉でクリアに質問できたとき、自然に答えの一つにたどり着くのではないでしょうか。
【2008/07/10 Thu】 URL // Motomu  #- [ 編集 ]

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コーラの缶のたとえ話  【2011/03/03 Thu】
 私が仕事をしていてつい親しみを感じてしまうタイプの人というのが居ます。
[ 心のままに ]
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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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