ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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ボブウッドワードの「攻撃計画ーブッシュのイラク戦争(Plan of Attack)」より:

チェイニー(副大統領)は最悪のシナリオを検討する役を買って出た。公にはされなかったが、暗い面に目を向け、陰惨なおぞましいシナリオを考えた。....考えられないようなことを考える覚悟が必要だと...指揮官(ブッシュ大統領)に次ぐ地位の人間はそうでなければならない

"be prepared to think about the unthinkable. It was one way to be an effective second in command"



アタックリーダーにはオプティミズムが絶対に(少なくともある程度は)必要であると思います。しかし、ナンバー2というポジションはもしかするとオプティミズムとはなじまないものなのかもしれません。”考えられないようなことを考える覚悟”(be prepared to think about the unthinkable)を持つことと、オプティミズムとは両立しないのではないでしょうか。リーダーに代わってダークサイドに常に目を向け、リーダーがオプティミズムを失わないようにするのがナンバー2の重要な機能であると考えられます。

したがって、リーダーが引退したときに、ところてん式にナンバー2がリーダーの地位に就いたときにしばしばミスマッチが起こるのでしょう。



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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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