ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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文化系トークラジオLIFE「表現する人・したい人~一億総クリエイター時代?」で学生の間でクリエーター指向よりプロデューサー指向が強まっているという話を聴きました。その主な理由としては:

積極的な理由としては、商業的なプロジェクトではクリエーターの意向が、プロデューサーによりオーバーライトされる(完全に変更される)ことが多々あるので、むしろ仕切る側に立ちたい

消極的な理由としては、クリエーターでやっていくほど創造性に自信はないが、プロデューサーやマネージャーとしてならやっていけそうな気がする

などが考えられるようです。

サイエンティストも広い意味での表現者でありクリエーターであるので、同じように考える人がいてもおかしくありません。ファカルティーとして独立した研究室を運営するようになると、プラニング・マネージメントの仕事が増えていきます。”クリエーター”であるポスドクや他のラボメンバーをマネージすることとグラント(研究費)を獲得することに専心する”プロデューサー”風の仕事のスタイルをとるファカルティーは数多くいます。

”クリエーター"から”プロデューサー”へ移行にともない、異なった種類の"創造性”が必要になってくると思います。ただ、”クリエーター"から”プロデューサー”への移行を非常に曖昧なものと考え、”クリエーター" or”プロデューサー”ではなく”クリエーター/プロデューサー”のように私はどちらでもありますという、自分のあり方を肩書きで決めつけない「スラッシュのあるキャリア」も考えていいのではないでしょうか。

参考:「スラッシュのあるキャリア」One Person/Multiple Careers: A New Model for Work/Life Success by Marci Alboher

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テーマ:クリエイティブなお仕事 - ジャンル:学問・文化・芸術

また拝見させていただきました。
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【2008/05/09 Fri】 URL // サトシ #- [ 編集 ]
拝見した途端に、消極的な姿勢の自分が浮き彫りにされたように感じました。現在就職活動中で、まさしくクリエーターとしての自信がないためにプロデューサーを目指していたのです。けれども、そんな風に簡単に割り切れるものではないのだ、と強く感じる事が出来ました。もう一度よく考え、就くべき職業を模索していこうと思います。ありがとうございました。
【2008/05/11 Sun】 URL // #- [ 編集 ]

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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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