この言葉に基本的には100%同意しますが、実際には多くの人が物理的にオーバーロードで、常に仕事のバック・ログを抱えているのではないでしょうか。あまりに自明なので、村上氏はふれなかったと思うのですが、クリティカルに大事なことはプライオリティーでしょう。大抵の場合その人の評価は10のTo Do listのうちトップ2 or 3までをいかにハイクオリティーで達成できたかにかかっているのだと思います。もちろんケース・バイ・ケースですが、10すべてやることよりも、最重要課題をいかに「よく」やるかが大切な局面も多々あるということです。
「Eat This Frog」で紹介されているエピソードですが、1週間のバケーションから帰ってくるとインボックスには1000通以上の未読の電子メールがあったとします。全部目を通すだけで1日が終わってしまいます。そこで、彼のしたことは1000のメールスすべてを削除. もし、本当に大切な用件であるならば、もう一度メールなり電話なりで連絡があるはずなので.....(これはプライオリティーの大切さを示すエピソードですが、別の教訓は非常に忙しい重要人物にメールでコンタクトするときには1度出して返事がなくとも諦めてはいけないということでしょう。)