ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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Impostor Syndrome(インポスターシンドローム)

自分の成功や業績を自らの実力であると信じる事ができない状態。今までの成功はただ単に運がよかっただけだと思い込み、いつまでも自分に自信がもてない。(.....unable to internalize their accomplishments.......remain convinced internally that they do not deserve the success they have achieved and are really frauds. Proofs of success are dismissed as luck, timing,........)


Babson Collegeでアカデミアのスタッフ/ファカルティーを対象としたコーチング(コーチ養成)のコースを受講したときに出会った言葉です。確かに、30代のときにこのような気持ちを経験したことがあります。コーチングのコースはワークショップ形式でしたので、いかにImpostor Syndromeに対処するかに関しての答えは与えられませでしたが、私なりの考えは:
1)失敗をのりこえた経験をもつ
成功体験はもちろん重要ですが、失敗をのりこえて得た成功はより自分のものとして実感できるのではないでしょうか。身近な例をあげれば、簡単にアクセプトされた論文やグラントよりも、何回かのリビジョンの末アクセプトされた仕事のほうがより強い達成感と、その過程での自分の成長が感じられると思います。
2)成功の喜びを仲間と共有する
研究の世界では(おそらく一部の理論科学をのぞいて)すべての仕事は共同研究/チームプレーでなされます。自分一人の力だけで成功する事はできません。(きれいごとでなく)チームで喜びを共有することが、長期的にはより多くの実感できる業績の達成につながると信じています。

参考:10 Steps to Overcome the Impostor Syndrome by Dr. Valerie Young
<http://www.impostorsyndrome.com/overcome.htm>

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テーマ:言霊(格言・名言・自分の考え) - ジャンル:学問・文化・芸術


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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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