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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
パーキンソンの法則(Parkinson's law)

人(私)は能力的には期限より早く終えることのできる仕事でも、与えられた期限目一杯まで使ってしまいがちである。(Work expands to fill the time available


時間管理術には大変苦労しています。おそらく私でだけでなく多くの人が時間管理法で苦労されているので、書店に多くの時間管理術を取り上げたビジネス書が並んでいるのでしょう。「締め切りのない原稿は永遠に終えることがない」という言葉を本で読んだことがありますが、「締め切りを定める」だけでなく(当然ですが)「適切に締め切りを定める」ことの大切さを痛感しています。3日間でできる仕事でも、ついつい余裕をもって5日間に設定してしまうと、3日間で仕事を終えて2日間を別の有意義な活動に使うかわりに、必要以上にペースを落として(または必要以上に完璧を期して何度も確認して)5日間すべて使ってしまいがちです。これをパーキンソンの法則というのだとHarvard Extension SchoolのTime Management のクラスで学びました。

PS: ウィキペディアによると

パーキンソンの法則(Parkinson's law)とは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」(第一法則)、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」(第二法則)というもの

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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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