ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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米国の大学院でPh.D.を取得するにはどれくらいかかるのであろうか。私は日本でPh.D.を取り、ポスドクから米国に来たので大学院の事情(統計データ)は正直言ってよく知らなかった。ハーバード大学では5~6年程度との印象があるが...

Nature誌7月号で取り上げられたthe Council of Graduate Schools(教育委員会のようなもの)の29大学316のPh.D.プログラムの調査では、

57%の学生が大学院10年生までにPh.D.を取得している。(4割が10年目までにPh.D.を取得できていない)


この結果をどう見るか?Nature誌のGene Russo氏のコメントはむしろポジティブで

そんなに悪くない(Completion rates aren't as bad as some had feared)


としている。歴史的にみると良くなってきているらしいのだ。(Council of Graduate Schoolsによるデータを下に示す。)

確かに米国のPh.D.学生の仕事は素晴らしいものが多いと感じる。ポジティブに見ればこれだけじっくり贅沢に時間をかけたPh.D.プログラムを維持できる教官と世間のメンタリティーさらに社会のインフラ(奨学金や低金利ローン)が米国の底力であろうか。


Phd-1


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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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