ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
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アル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを努めたのち、フリーエージェントとなったダニエル・ピンク氏は企業に雇われない「個の独立した自由な職業スタイル=フリーエージェント」を提唱している。彼は「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 」「フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか」などの著書で知られる。転職・キャリアのためのPODCAST「Fコミュ」にダニエル・ピンク氏の「フリーエージェント社会の到来」に関する30分程度の英語の講演(日本語講演要旨付き)がアップロードされていたので聴いてみた。よくまとまっていて面白かった。

まず、「フリーエージェント」は日本でいう「フリーランス」に近く、日本語の「フリーター」と混同してはならない。「フリーエージェント」は英語の「Organization man」・日本語の「サラリーマン」の対局概念である。

講演要旨の見出しは以下のとおり:

■ ホワイトハウスからフリーエージェントへ
■ カリフォルニアでの定職者はたったの3分の1
■ 才能と機会が取引される雇用形態
■ 縦型から横型へ変化した忠誠心
■ フリーエージェントに保障なし?
■ フリーエージェントになる理由
■ 見返りなしでも会社にとどまる?
■ フリーエージェントの成功とは?




とくに興味深かった点は「フリーエージェントに保障なし?」である:
フリーエージェントには”Job Security”がないと考えられがちであるが、大企業に比べて本当に”より不安定”なのであろうか。大企業に雇用されていても、常に倒産・合併・リストラの危険にされされている。大企業にも”Job Security”があるとは限らない。ピンク氏はフリーエージェントとして、ビジネスの相手と顧客をMutual Fundのように”Diversification"させることのほうがはるかにリスクが低いと語っている。

フリーエージェントのメリットは”Job Security”が自分でマネージできることからくる個人のaccountability & authenticityであるとしている。

”Job Security”については、ピンク氏以外にも現在までに多くのひとが、多くを語っているが、50年以上前のヘレン・ケラーの言葉には含蓄がある。

Security is mostly superstition. It does not exist

in nature, nor do the children of men

as a whole experience it.

Avoiding danger is no safer in the long run than

outright exposure.

Life is either a daring adventure

or nothing.


-Helen Keller, The Open Door, 1957-








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free agent nation
Fコミュのダニエル・ピンク氏のインタビューに関するコメントを有難うございます。私達も自分らしさを求めて、「雇われない生き方」を選びました。
ピンク氏の第2段、ハイコンセプトも楽しみにしていて下さい。
是非、Fコミュの方にもコメントをお願いします。v-196
島岡様のご活躍をお祈りしております。

Fコミュ仕掛け人より
【2007/08/19 Sun】 URL // Y.Shoji #- [ 編集 ]

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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