DOOR TO DOOR(ドア トゥ ドア )~僕は脳性まひのトップセールスマン~は、実在の脳性麻痺のセールスマンBill Porterを描いた原作「Ten Things I Learned from Bill Porter」と2002年の
アメリカのテレビドラマ「Door to Door」の日本版。主演は二宮和也。サブタイトルからわかるように、脳性麻痺という障がいをもつ主人公が、一見もっとも困難と思われる飛び込み営業の仕事で、セールスマンとして成功するというストーリーです。
脳性麻痺の主人公には、ビジネス書やビジネススクールが教えるようないわゆる”コニュミケーション能力”や”プレゼンテーション能力”を発揮できるわけではないのですが、彼のメッセージは彼の人柄とともに顧客や同僚の心に響くのです。もちろんドラマ化されてはいるが、コニュミケーション能力というのはスキルの部分は最終的にはあまり重要ではなく、結局は人柄なんだなと思い知らされます。
(大切なことーその1-)
コミュニケーション力=ひとがらドラマでは、母親役の樋口可南子が主人公である息子役のお弁当に励ましのメッセージを添えるのですが、特に印象に残ったのが:
(大切なことーその2-)
チャンスはピンチの顔をしてやってくるというものです。危機という言葉がdanger(危)と opportunity(機)という2面性をもつように、物事が大きく変動するときにはピンチとチャンスが同時に生まれ、ピンチとチャンスは変化の表と裏の顔なのですが、どっちが表でどっちが裏なのかは最後までわからないもでなのです。