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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
ハーバード大キャンパスにあるスポーツクラブの壁に貼ってある言葉:


A man's health can be judged by which he takes two at a time - pills or stairs.
                          –Joan Welsh


仕事をするための集中力を維持するために、最も大切なことの一つが体力を維持することだと最近痛感しています。同じように感じているひとはやはりいるようです:

”考えるということには体力も重要。体力がないと、ここ一番でぐっと考えを深める時に集中力が続かない....体力がないというのは、知恵でわたっていく商売でもかなりハンディなんである”–On Off and Beyond



”集中力が続く人と続かない人の大きな違いは体力です”–勝間 和代・効率が10倍アップする新・知的生産術 via 初級Linuxプログラミング




ちなみに私見ですが、質の高い業績を数多く出している教授の多くは50を過ぎても朝運動しているように思います。
・私のPh.D. supervisorは月曜から金曜まで毎朝ジョギングしている。
・私のPostdoc. supervisorはマウンテン・バイクで通勤している。
・私の共同研究の一人は毎朝4:30に起きて30分水泳してから研究所に来る。
・先週UCSFからハーバードに招請講演にきた教授は、朝スターバックスでコーヒーを飲みながらラップトップに向かっている私の前をジョギングで通り過ぎていった。
等々

健康の話をするようになると、もう年だといいますが......



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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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