What's Next: The Experts' Guide: Predictions from 50 of America's Most Compelling Peopleは各分野のエキスパート50人よる近未来のトレンド予測をまとめた本であり、著者Jane Buckinghamは
Strengths-based approachで知られたMarcus Buckinghamの妻ということにも興味をひかれました。Barnes & Noble書店で医療(Medicine)のチャプターだけを立ち読みしました(実際にはジュンク堂のように椅子があるので、座って読んだのですが)。
医療の近未来トレンド予測を書いているのは元
Surgeon General Dr.
Richard Carmona。Surgeon GeneralとはUnited States Public Health Serviceのトップであり、医療行政の名目上最高責任者(実際はスポークスパーソン的要素が強いと思います)で、日本の厚生(労働)省のトップ/大臣に相当します。
Richard Carmona氏によれば、次の5年10年に医療に最大のインパクトを与えるものは医療技術革新や病気の分子メカニズムの解明などの医学上の新しい発見ではなく(これらはもちろん重要であるが)、ヘルス・リテラシーの獲得です。生活習慣病が国民の健康と国家財政に甚大な影響を与えている現状では、健康・運動・食事などに関する正しい情報を、適切に理解する能力を誰もが身に付ける教育の機会を政府が提供しなくてはなりません。しかし、ヘルス・リテラシーは知る/理解するだけでは十分ではなく、実践することも含みます。
Richard Carmona氏が指摘するように、何かを成し遂げようとするときに、最も困難なミッションが:
Change my/someone's Habits
です。ウェブ・リテラシーがインターネットを使いこなせる能力を含むように、ヘルス・リテラシーは医学的に正しい知識を収集・選択・理解し、
すぐには悪影響がなくとも長期的に健康にネガティブなインパクトをもたらす生活習慣をやめる能力のことです。
下線の部分はStephen R. Coveyが提唱するHighly effectiveになるためには時間管理術(Time Management):
緊急性がなくとも重要なことに時間を割り当てるQuadrant II Time Management(下図)
とほぼ同じ意味であると思います。
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地球温暖化とQuadrant II Time Management(図の要旨:ひとは日々の雑用に追われQuadrantI(左上)に時間を取られがちであるが、長期的に生産性を上げるためにはQuadrantII(右上)にかける時間を日々意識して確保しなくてはならない)
