アカデミック・キャリアパスで研究者が切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
ニューヨークタイムズのコラム「The Falling-Down Professions」によると、米国では弁護士や医師などかっては社会的成功の象徴の一つであった職業を志望する若者は減少しているという。この変化の背景にあるのが”仕事で成功する”ということの定義の変化です。同コラムを解説したFreedom = Success (And not the other way around)によると:

成功(旧):ハード&ロングワーク(フリーダムは犠牲になる)→成功をつかむ→フリーダムを手にする

成功(新):フリーダムを犠牲にしなくてよい仕事につく=成功



これは若い世代の考えの問題というよりも、グローバル化とフラット化にによりルーチンワークの価値が著しく低下したため、単なるハード&ロングワークが成功につながるという図式が崩壊しているのを若い世代が敏感に感じ取っているのではないかと思います。

フリーダムを犠牲にせずに生計が立てられる仕事のひとつが、広い意味でクリエイティビティーの発揮を主とした職務とする仕事ととらえられます。クリエイティビティーは一般にはルーチンに対峙するしますが、例えば信じがたいほどの正確さやスピードや一貫性をともなったルーチンはクリエイティブである可能性もあります。(したがって、クリエイティビティーを狭義にとらえるべきではないでしょうし、ほぼすべての仕事にクリエイティビティーを発揮できる分野があるはずです。)

ですから「どんな職業が今後伸びるか」と聞かれたら「広い意味でクリエイティビティーの発揮を主とした職務とする仕事」と答えるのが今は正論なのでしょう。

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New York Times by ALEX WILLIAMS




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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務. その後, Harvard 大学医学部への研究留学を期に, 非常に迷った末に医局を離れBoston で独立することに挑戦し, 現在ラボ運営に奮闘する.「実験医学」 に”プロフェッショナル根性論”を執筆. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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