このパワーポイントスライドを見てどう感じただろうか。
1.非常に良くまとまっている。
2.わかりやすい。
3.もうすこし情報を少なくした方がよい。
4.上記のどれでもない。
元ヤフーのマーケッティングディレクター
Seth Godinのブログで、このスライドは
Worst powerpoint slide ever used by a CEO
として、取り上げられている。
なんと私はこのスライドは少し'Busy'だが、'Worst'とは感じなかった。シグナル伝達のトークではこの程度のスライドはよくお目にかかる。1-3と答えたひとは私と同じ研究者タイプ、Sethと同様に'Worst'と感じた人はビジネスパーソンタイプではなかろうか。
「不必要な詳細を抑制し、ただ一つのメッセージ(印象)を非専門家にクリアに伝えなければならない」というプレッシャーがBusiness presentationではScientific presentationに比べて遙かに強い。Scientific presentationではAudienceが専門家の集団であることが多く、また細部に本質が宿ると信じられている場合が多い。(私も細部にこだわるのが大好きだし、自分が大好きな細部を人に伝えたいオタクである。)
しかし、”専門バカ”の罠にはまらず、自分の仕事を大きなコンテクストに置くためには、
サイエンスコミュニケーションのエントリーで書いたように「Technical detailsを抑え、ストーリーを語る」技術をBusiness presentationから学ぶ必要がある。
PS: 今週から2週間でイタリアと阿蘇を回ります。イタリアでは脳科学・神経保護の学会
Brescia Anesthesia Intensive Care Neuroscienceで「敗血症」について講演し、阿蘇
Aso International Meetingでは「細胞接着」について話します。
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