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ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
スターバックスから見た、ハーバード大学医学部関連の病院の1つボストン小児病院。病院の正面にあるこのスターバックスで毎朝コーヒーを買うのが、日課です。
Children’s Hospital Boston & Harvard Medical School

今日はポスドクの候補者の面接でした。アメリカでのポスドクの候補者の面接は通常一日がかりです。私のラボでのパターンは、午前10時頃に候補者に来てもらい、オフィスで1時間ほどスモールトークを交えて話をします。その後、候補者をラボに案内し、ラボメンバーの一人と30分から1時間ほど話をしてもらいます(インディビジュアル・インタビュー)。その後セミナールームで、今までの研究内容(普通は博士課程で行った研究内容)を1時間ほどでプレゼンテーションしてもらいます。質疑応答を終えると、昼食を一緒しながら面接は続き、午後から残りのラボメンバー全員とインディビジュアル・インタビューをして、午後5時頃に再び私のオフィスで締めの面接を30分程します。そして、結果は数週間以内にメールで知らせると伝え面接が終了します。合否の決定は、ラボメンバー全員の意見と、推薦状を参考にして行います。
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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

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Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:三重大学医学部・分子病態学講座教授 10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務後, ボストンへ研究留学し、ハーバード大学医学部・准教授としてラボ運営に奮闘する. 2011年に帰国、大阪府立成人病センター麻酔科・副部長をつとめ、臨床麻酔のできる基礎医学研究者を自称する. 専門は免疫学・細胞接着. また研究者のキャリアやスキルに関する著書に「プロフェッショナル根性・研究者の仕事術」「ハーバードでも通用した研究者の英語術」(羊土社)がある. (Photo: Liza Green@Harvard Focus)

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