アカデミック・キャリアパスで研究者が切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
米国では:

30秒毎に106,000個のアルミ缶を消費している
6ヶ月毎に200,000人が喫煙が原因で死んでいる
6時間ごとに100万個のプラスティック製コップを航空機で消費している
1ヶ月に32,000件の豊胸手術が行われている
毎日426,000個の携帯電話が破棄されている



写真家 Chris Jordan はこれらの米国の消費社会を表す数字をビビッドでインスパイヤリングなイメージに込めて表現しています。数字とイメージを融合させ強烈なメッセージを作り出すTED でのプレゼンテーションも合わせてご覧ください。







テーマ:クリエイティブなお仕事 - ジャンル:学問・文化・芸術

ここではじめて知ったのですが、ダヴィンチの素顔は実はよく分かっていなかったらしいのです。これはイラストレーター Siegfried Woldhekがイメージアナリシスと1000人以上の人の顔を描くなかで培ってきた”知恵”を使って、若き日のダヴィンチの素顔を探る少しアカデミックな4分間の小旅行です。







テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

世界を代表するチェリスト(チェロの演奏家)の一人であるヨーヨー・マ (Yo-Yo Ma)がNational Public Radioのラジオプログラム”This I Believe”で披露した5分間のエッセイ”A Musician of Many Cultures”より:


I grew up in three cultures: I was born in Paris, my parents were from China and I was brought up mostly in America. When I was young, this was very confusing: everyone said that their culture was best, but I knew they couldn't all be right. I felt that there was an expectation that I would choose to be Chinese or French or American. For many years I bounced among the three, trying on each but never being wholly comfortable. I hoped I wouldn't have to choose, but I didn't know what that meant and how exactly to "not choose."



中国人の両親のもと、フランスで生まれ、アメリカで育ったヨーヨー・マは3つの国の異なった文化に翻弄され、自分のルートを見つけることに苦労します(自分探し)。

.

... I realized that I didn't need to choose one culture to the exclusion of another, but instead I could choose from all three. The values I selected would become part of who I was, but no one culture needed to win. I could honor the cultural depth and longevity of my Chinese heritage, while feeling just as passionate about the deep artistic traditions of the French and the American commitment to opportunity and the future.



しかし、長い精神的な葛藤ののち、どれか一つを選ぶでもなく、どれも選ばないでもない、第3の選択”すべてを選ぶ”ことを受け入れます:中国の悠久の歴史、フランスの芸術に対する情熱と伝統、アメリカの将来の可能性に賭ける自由な精神という3種類の異なった価値観を自分の中で上手くブレンドさせるに至ります。

もちろん3つの価値観を自分のなかで融合させるということに折り合いが付けられたのは、漠然と自分探しをしていたからではなく、音楽に打ち込み、音楽を通した人とのふれあいを通しての彼の精神的な成熟があったからでしょう。

ヨーヨー・マは自分の経験をふまえ、自分探し(the process of incorporating what we learn with who we are and who we seek to become)はすべてのひとが経験しなければならない”禊ぎ”だと言います。自分探しというプロセスの結果は予想不可能(unpredictable)ですが、重要なことは逆説的ですが、自分自身で探し出せるようなものではなく、家族、友人、知人、や文化/国家といった周りの環境すべてによって形づくられるものなのです(Shaped by our families, neighborhoods, cultures and countries)。

This I believeは英語の勉強にもなります。ヨーヨー・マが自分で読みあけるエッセイはこちら


This I believeと直接関係はありませんが、ヨーヨー・マの演奏するBach´s Cello Suite No. 1を貼付けておきます。




関連エントリー:「This I believe:英語の勉強と心の栄養を」
<http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-46.html>



テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

「The days are long, but the years are short」がテーマの約1分のニューヨークを舞台にしたスライドショウです。一年が過ぎるのが速いなあと感じる人におすすめです。
http://www.theyearsareshort.com/

テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

The Happiness ProjectよりTwyla Tharp”(dancer/choreographer)の言葉:

毎日の遭遇すべてがクリエイティビティーにつながる可能性を秘めている。しかし、正しいマインドセットなしにはそのクリエイティビティーの種に気づくことすらできない。
“Everything is raw material. Everything is relevant. Everything is usable. Everything feeds into my creativity. But without proper preparation, I cannot see it, retain it, and use it.”



行き詰まったときにはトピックを変える、プロジェクトを変える、仕事を変えるなど環境を変えることを考えがちですが、マインドセットを変えることで現在の環境でも、かっては見えなっかた数多くの”クリエイティビティーの種”を見ることができるようになりえると理解しました。

環境を変えて刺激を得る、また慎重に環境を選ぶことは間違いなく重要です。ただし環境を選ぶことは出来ても、環境を変えることは自分一人の力ではできません。そんなときに、別の次元のアイデアとしてマインドセットを変えるという視点は大切です。なぜならマインドセットは(簡単ではないにせよ)自分一人の力で変えることができるからです。

PS: サイエンティストとマインドセットの変化について最近興味をもっていますので、後日ふれるつもりです。


関連エントリー:変化に対する恐怖について
研究者にもビジネス・サイコロジーは必要:[Change] vs [Zoom]
http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-2.html







テーマ:クリエイティブなお仕事 - ジャンル:学問・文化・芸術

テルミン (Theremin) は、1919年にソ連の発明家レフ・セルゲーエヴィッチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器である.....テルミンの最大の特徴は、テルミン本体に手を接触させることなく空間中の手の位置によって音程と音量を調節することである.....(ウィキペディアより



テルミン奏者Pamelia KurstinのTEDでの演奏に感動しました。”自分の世界で一番になる”ことの素晴らしさを確認しました。

関連記事:羊土社「プロフェショナル根性論:自分のキャパシティーを見極める




テーマ:クリエイティブなお仕事 - ジャンル:学問・文化・芸術

ワシントンポストでとりあげられていたサルの表情ばかりの写真集『Monkey Portraits』

サル


ハリウッドスターなどのポートレートで知られるJill Greenbergの新作です。

ジル



Jill Greenberg
の仕事の様子がYoutubeにあがっていましたが、クマにまで表情を作らせます。



被写体の豊かな表情をとらえることが彼女の強み「strength」で、それをサルやクマにまで応用したのが彼女のStrength-based approachととらえられるのではないでしょうか。


テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

テーマ:ギャラリー・工房・アトリエ - ジャンル:学問・文化・芸術

「広い意味でクリエイティビティーの発揮を主とした職務とする仕事が今後伸びる」前回のエントリーで書きましたが、どうすればクリエイティビティーを磨けるのかを、あまりシリアスにならずに現代アート&デザインの中にそのヒントをさがしてみたいと思います。

”創造”とは”想像”から始まる:
ひとはまず”欲求”ものを”想像”し、
次に”想像”するものを”意図”し、
ついに”意図”するものを”創造”する
Imagination is the beginning of creation:
you imagine what you desire,
you will what you imagine,
and at least you create what you will.
George Bernard Shaw



ニューヨークの現代美術館MoMA(The Museum of Modern Art)のキュレーター Paola AntonelliがTed Talkで紹介していたSuited for SubversionはデザイナーRalph BorlandがMoMAでの”SAFE - Design takes on Risk”というテーマでの展示作品のひとつす。Suited for Subversionは巨大な心臓の形をした護身用スーツ(ジャケット)で、内蔵スピーカーが着る者の心臓の音を増幅して流します。これは視覚と聴覚をとおして、警官隊にデモしている人々が生身の生きた人間であることを思いださせるアンチ暴力のメッセージと物理的な防御とを融合させた風刺と洒落の効いた創造的なデザインです。(スマートで洗練されたデザインではありませんが、創造的 & remarkable [=人に話したくなる、話す価値がある]だと思います)

heart


現代アートにおけるデザインというのは機能性(functionality)と言霊(message)の融合であるので、そのなかに科学者/職業人がクリエイティビティーを磨くためのヒントが多く隠されているように感じています。


Paola Antonelli treats design as art



テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

ボストンから2時間ほど車で南下したところウッドホールにWood Hole Oceanographic Institution (WHOI)があります。WHOIの海洋学者Dave Gallo博士の約5分のテッド・トーク. 美しくバイオ・ルミネッセンスを放つクールな深海生物で、週末のひとときを.



埋め込んだムービーが作動しないときはこちらへ

余談ですが、トークのあとのBMWの30秒間のコマーシャルもクールです。


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プロフィール

Motomu Shimaoka

Author:Motomu Shimaoka
島岡 要:10年余り麻酔科医として大学病院などに勤務. その後, Harvard 大学医学部への研究留学を期に, 非常に迷った末に医局を離れBoston で独立することに挑戦し, 現在ラボ運営に奮闘する.「実験医学」 に”プロフェッショナル根性論”を執筆中.

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